点描画

そこにやわらかく居たいと思った。

固くなってしまうのはあまり好きではない。先を決め込んでいるときにそうなる。

そういう時は、たいてい周囲を弾く。うまく物事が流れないんだ。

粒粒で描かれた絵画を見ている。

境目は、たしかに描かれているけれど、その空間に表現されているものたちは溶け合っている。

私も、そういう風に居たい。

自分も、他の人、もの。同じに扱いたい。

私は、疲れたくない。

だから、つぶつぶで、どこにでも溶けるくらいの、やわらかな境界をつくろうと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました